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ヘッドホン

11月 12th, 2012

 

いまだにスマートフォンとは縁のない生活をしているわけですが、自分の使っているauW52Sというガラケーは、どうやら2007年の6月に発売された機種のようです。一カ月後くらいに機種変更したから……おおう、もう5年以上使っているのか!

当然、いろいろなところにガタはきます。本体は2年前に洗濯機で洗濯してしまい、同一機種変更をせざるを得なかったため、まずまず新しいのですが、付属品はそろそろ壊れてもおかしくない。ということで、カナル型のヘッドホンが壊れました。Lは聞こえますが、Rが聞こえません。

いまだにこの携帯を音楽プレーヤーとして使用している身としては、いっそスマホにしてまとめてリニューアルというのも一策なのですが、狙っているモデルはまだまだ高額。W52Sはトランスミッターを内蔵しているがゆえに、車載オーディオとしても使っておりますので、カーオーディオのアダプタも新たに購入せねばならない。しゃーないので、とりあえずヘッドホンだけ買い換えることにしたのわけですが、元阪神の遠山なみの完全なワンポイントリリーフなのであまり予算を割きたくない。

 

そういうわけで、2000円以下のインナーイヤーヘッドホン選びが始まりました。

 

W52Sは「ウォークマンケータイ」というサブネームのとおり、わりかし音楽再生を頑張ったモデルです。ヘッドホンも付属品としては悪くないもので(MDR-EX85SL相当=¥6195)、プレイヤーの余計な再生機能を全OFFすれば、それなりに満足のできる音が楽しめておりました。2000円の予算では、なかなかこの純正品に挑むのは難しゅうございます。

自分の音の好みは、できるだけクリアでフラット。いわゆるモニタースピーカー的なものが理想で、学生時代はテクニカのモニターヘッドホンをずっと使用していました。でも、低価格のヘッドホンって、たいてい過剰な演出がなされておりますよね。

 

結果として選んだのは、TDKのTH-EC40。「VOCAL」「LIVE」(TH-EC41)「MEGA BASS」(TH-EC42)三姉妹モデルの筆頭で、デザインは(色以外)同じですが、それぞれ音に個性があります。

最近のインナーイヤーホンは、家電量販店に行けば自分のプレーヤーで試聴できるのですな。他人が耳に突っ込んだヘッドホンを自分の耳に入れることに抵抗感はありますが、それでも音を確認してから購入したいという欲望には勝てず。

 

さて、こういう試聴の際にベンチマークとする曲が誰しもあると思います。自分の場合は、山下達郎の「Endless Game」、スティーヴィー・ワンダーの「Lately」なんですが、今回はT-SQUAREの「TRIUMPH」を加えて聞き比べてみたところ、姉妹品の2機種はもうひどいひどい。いや、ひどいというか、曲に合わない合わない。スーパーウーファーをドコドコ鳴らすような曲調以外は合いませんね。

TH-EC40にしても、正直なところ純正品には敵いません。購入後に自宅のオーディオ環境で聞きましても、音のクリアさに欠けるきらいがありますし、低音の緊張感も不足気味。でも音の聞き分けはある程度できる。イコライザを調整すれば、迫力もそれなりに出る。妥協できるレベルでした。

「とにかくいちばんいいヤツ、持ってこい!」的な買い物ができる身分ならいいのですが、貧乏性な自分としては、予算制限の中でモアベターを探る楽しさというのはまた違った面白さがあると思うのです。

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