|
 |
まあじゃんほうろうき (1999.9.1)〔w〕 |
| 作 者 |
西原理恵子 |
| 連 載 |
竹書房『近代麻雀ゴールド』 |
| 単行本 |
竹書房バンブーコミックス[全4巻]
竹書房文庫ギャグ・ザ・ベスト[上下巻] |
| 設 定 |
全く面白くないとは云えない。しかし「パンチドランカー」と化した作者の様子も何回も見れば慣れっこになってしまうし、爆笑するほど面白いわけではない。あくまで一つの雑誌の中のエッセンスとして楽しみたい作品で、それ故に終わり方も非常に中途半端。ちょうど読者が飽き始める、いい時期に連載が終了した印象。
余談だがやはり上手い人と打っていれば麻雀は上手くなっていくし、プロもしくはそれに相当する実力の人と打っていれば一般人など相手にならない程の実力を身につけていくことだろう。ただやはりそれにはそれ相応の「授業料」が必要だし、ある程度道を踏み外す覚悟も欲しい。もちろん、普通の人はそんな勇気は持ち合わせていない。だからこそそういった人々には、作者は一つの「憧れ」の形として映るため、この作品が面白く感じるのではないか。問題は、その面白さは「ホンモノ」なのか。個人的にはNOだと思うのだが……。 |
| キャラクター |
作者のぞんざいな性格を上手く利用している山崎氏のポジションが何より重要であると思う。当初は無茶をやる作者に対して、パパ(編集長宇佐見氏)が抑制するというのが基本的なパターンであったが、中盤以降は山崎・宮崎両氏の徹底的な非道ぶりにいかに作者が絡むかという展開に落ち着く。
桜井章一氏といい小島武夫氏といいここまでフレンドリーに(コケに?)されていると面白いものだ。 |
| グラフィック |
云うまでもないことだが、作者の作品に上手い絵など求められていない。上手いとか下手だとかそういった次元を越えたところにこの作品は位置しているわけで、決して「ああ下書きもせずにサインペン2本だけで描いているんだろうなあ」などと勘ぐったりしてはいけない。むしろ注目すべきは、独特のデフォルメや大仰に構成したコマ割りなど、アクセントの大きいポイントだろうか。 |
| 装 丁 |
中身の濃さに比べればインパクトは薄い。絵本のような「ほのぼの感」がいいといえばいいのか。 |