● 『漫画批評』は有志が作っているミニコミ誌です

 

『漫画批評』は漫画好きの有志によって作られているミニコミ誌です。「ミニコミ」(mini+communication)とは「マスコミ」の対義語で、大量の読者に届ける術のない少量生産の情報産業を指します。つまり『漫画批評』は少量出版の超零細雑誌ということです。スタッフとして、主に1990年代後半にインターネットが普及しだした頃、 漫画の評論を行う個人サイトを運営していた人たちが集まって作っています。
* スタッフがかつて運営していた個人サイトは、いずれも現在では存在しません

母体となっている企業や団体はなく、個人の集まりですので、資金も潤沢ではありません。率直にいえば極めて乏しいため、 製作は全てボランティアです。 そのため、プロの漫画評論家やライターの方はまったく携わっていません。携わって頂きたくとも、お支払いする報酬を用意できないのです。

こんな超零細雑誌ですから、 せめて理念やポリシーだけはでっかく高邁に持っていこう!ということで、 いずれは漫画界のみならず、社会全体にメッセージを送れるような影響力を持つ 雑誌になれればいいな、と思っています。でも、まだできたばかりの現在では とてもそんな大きなことは言えません。あ、言っちゃった。

 
 

 ● 漫画の評論をおこなっている雑誌です

 

『漫画批評』は文字通り漫画を批評する雑誌です。特に、漫画界がより活性化するための評論を主に行っていきたいと考えています。いいモノをいいと、悪いモノを悪いというのはもちろんですが、普通なモノも普通という媒体でありたいと思っています。、新しいことに挑戦する!という意欲的な姿勢はあまりありません。なるべく既存の媒体とは違うアプローチで隙間産業的なポジションを狙っていく予定です。

あくまで批評が中心の媒体です。ガイドブック的な内容ではなく、読み手に新たな気づきや視点・発見を与えられるような評論を行っていきたいと考えています。文化としての「漫画」がより良いものとなり、漫画界全体が活性化するための提言につながるような内容を掲載していこうと思います。あくまでもこれは目標ですよ。

基本的に商業誌に掲載された作品や単行本が批評対象の中心になりますが、広義の意味で「漫画界」全体を対象としてとらえています。作者や出版社(編集者を含む)から、印刷や流通といった過程の部分、さらに書店や読者についても場合によっては取り上げていこうと考えています。

批評対象となる「漫画」は、基本的に「絵と文字を組み合わせたもの」と考えています。そのため、評論する「漫画」の範囲に動画は含みません。通俗的にアニメーションを「(テレビ)マンガ」と呼ぶケースがありますが、『漫画批評』では批評の対象外とします。一方で、絵ではなく写真に吹き出しやネームなどを組み合わせた静止画については、漫画の一種であると考え、対象とする場合があります。

 
 

 ● 以前にこのページをご覧頂いていた皆様へ

 

このサイトドメインは、前述したとおり、かつてスタッフの1人が運営していた個人サイトとして使用されていたものを再利用しています。かつてのサイトをご覧頂いていた皆様には、ネットから雑誌に発展解消したものとお考え下さい。引き続きミニコミマガジン『漫画批評』をご愛顧頂けますようお願い申し上げます。
* 個人サイト時のコンテンツは公開しておりません。今後公開する予定はありません。

 
 

 ● 著作権について

 

『漫画批評』および、このサイトの全てのコンテンツ著作権は、提供者に帰属します。著作権法で定められている範囲を除き、無断で引用することはできません。ただしおことわりを頂ければ、おおむね引用を許可させて頂くことができると思います。各メディアをはじめ、ネットコンテンツやblogなど、引用を行いたい場合はメールにてお問い合わせ下さい。