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| 羅川真里茂 Ragawa Marimo | ||||
| 初連載作品の影響からか可愛いキャラクターのイメージが強いが、本領はキュートな絵柄でも個性溢れるキャラクターでもなく、それらを支える重厚なシナリオにある。奇を衒わない、細部に破綻のないといった通り一遍の表現では十分に評価しきれぬ、奥深くも判りやすい、怖ろしくハイレベルな表現が淡々と展開される。あらゆる世代・人種・性別を描き分ける描画力や多種多様な舞台を設定できる企画力、生き生きとしたキャラクターを築きあげる構成力などいずれも上質で、細部までおよそ隙がない。漠然としたイメージやあやふやな雰囲気すら、臨場感そのままに具象化する手腕は驚異的だ。 | ||||
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赤ちゃんと僕 | ★★★★★★★★★ | ||
| 連載 | 白泉社『花とゆめ』 | 単行本 | 白泉社花とゆめコミックス[全18巻] 白泉社文庫[全10巻] |
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| 母親を事故で亡くした榎木拓也は小学生ながら、会社勤めで忙しい父に代わって幼い弟、実の面倒を見ている。かわいい絵柄や多様なキャラクターなど様々な魅力が話題を呼び、アニメ化もされた。しかし少女漫画の王道からははずれているものの、シリアスでもコミカルでもない上質で安定感のあるストーリーこそ、最も高く評価されるべきだろう。〔w〕 | ||||
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いつでもお天気気分 | ★★★★★★★ | ||
| 連載 | 白泉社『花とゆめ』『別冊花とゆめ』 | 単行本 | 白泉社花とゆめコミックス[続刊中] | |
| 目つきが悪く問題児の赤馬竜次とチビで童顔の眉村進之介、実直でのっぽな矢野秀の三人を中心に高校に入学してからの日常を描く。オーソドックスな学園ドラマで、強烈な盛り上がりはなくとも単調ではないストーリーは誰にでもわかりやすい作品に仕上がっている。読み込めばいろいろな場所から発見できる伏線がなかなか興味をそそり、面白い。〔w〕 | ||||
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ニューヨーク・ニューヨーク | ★★★★★★★★★ | ||
| 連載 | 白泉社『花とゆめ』 | 単行本 | 白泉社ジェッツコミックス[全4巻] 白泉社文庫[全2巻] |
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| ゲイであるケイン・ウォーカーはマンハッタンのバーでメル・フレデリクスと運命的な出会いをする。ニューヨークを舞台に同性愛という難しいテーマを描いているが、本格的なラヴストーリーに仕上がったことで、作品のクオリティーは実に高いものになった。セリフから情景描写まで、徹底してこだわった作者の意欲がひしひしと感じられる傑作。〔w〕 | ||||
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しゃにむにGO! | ★★★★★★★ | ||
| 連載 | 白泉社『花とゆめ』 | 単行本 | 白泉社花とゆめコミックス[続刊中] | |
| 100mから3000mまでのあらゆる距離をこなす中学陸上界のホープ伊出延久は、尚田ひなこに憧れ、周囲の期待をよそにテニスを始める。そして高校に入って入部したテニス部にはジュニアで大活躍した天才滝田留宇衣がいた。少年マンガかと疑いたくなるほど王道路線を突き進むスポーツ漫画だが、バランスのいい構成やわかりやすい表現は好感が持てる。〔w〕 | ||||